武蔵野市・I様邸のガーデン工事をご紹介します。

リビングに面した掃き出し窓前に、木調タイルで仕上げたテラスを施工しました。
LIXILの「独立オーニング」と組み合わせることで、ハイセンスでモダンな、昼も夜も楽しめる憩いの庭となりました。

施工場所は奥行きのあるエリアで、駐車場の奥に位置しています。
敷地の表と裏は道路に面し、裏手の道路に出るための扉も設けられていました。

テラスは駐車場の舗装面と高さを合わせ、既設のエクステリアと一体感と統一感が出るように正面をオープンにしています。
一方、裏手道路側にはGスクリーンの縦格子タイプを設置して壁をつくり、光と風を採り入れながら軽やかに目隠しをしました。

LIXILの独立オーニングは、壁への取り付けが不要な独立型の日よけです。
日差しをコントロールするキャンバスは開閉時の操作性も良く、スペースのある庭の設置に最適です。
本体カラーは高級感のある4色から、またキャンバスは5種41色のラインアップから選ぶことができ、お好みのスタイルや家に合わせたデザインをチョイスできます。
I様邸では本体カラーはモダンな印象のブラックにし、キャンバスはシックなベージュを合わせました。

玄関前にはドアとコーディネートした縦格子の木調スクリーンを設置し、ポーチ横に和を感じさせる風情のある雑木を植えました。
木の足元はグレーの割栗石でマルチングし、しっとりと落ち着いた自然な雰囲気を演出しています。

テラスの床面はメンテナンスフリーの外床用の大判木調タイルを張って仕上げました。
ナチュラルな意匠とシックなカラーが高級感のあるハイセンスなテラスを印象付けてくれます。

裏手道路へ出る扉の足元には、デザイン性の高いモノトーンのヘキサゴン平板で舗装しました。
扉下全体にフラットな舗装面を作ることで、歩きやすい動線となっています。
テラスの周囲は排水のためのスリットを設け、グレーの割栗石を敷いてナチュラルかつモダンな演出をしています。

テラスの周囲には個性的なグリーンを植え、ナチュラルさをプラスしました。
駐車場側には乾燥に強いドラセナを植え、テラスのシンボルツリーに。そして裏手道路側には落葉樹を植栽して、道路からの視線をソフトに遮っています。
植栽エリアにはアップライトを設置し、テラスの間接照明としました。

テラスに置かれたファニチャーにゆったりと腰をかけ、ライトアップされて夕闇に立体的に浮かび上がるグリーンの姿を楽しみ、そしてキャンバスに投影され、ゆらゆらと揺れる木々の影絵を見上げる…、
そんなふうに時間を忘れて過ごすことができる、夜も楽しむテラス・ガーデンです。